前回、コチラの記事(↓)で、
「ブログを自分でカスタマイズしてみたい」「自分にスキルをつけたい」そんな方に、無料コース・体験もある、初心者にもオススメの「オンライン学習サイト4選+α」をご紹介しました。
なかでも、特にコースの数が豊富で、気軽に学べるのが「Udemy」です。2015年に「Benesse(ベネッセ)」と業務提携したことでも有名となりました。
今回は、この「Udemy」で、話題の「Python」講座を受けてきましたので、ご紹介します!
contents
Udemyで、話題のPython講座を受けてきた
そもそも「Python」って?
「Python」とは、ITで使われる、プログラミング言語の1つです。簡単にまとめると・・・
- わかりやすい文法
- 少ない量のコードで、プログラムが作れる
- Webアプリから、ゲーム・人工知能まで、幅広いサービスが作れる
- オープンライセンスで、どこでも自由に実行可能
例えば、有名なもので「Youtube」や「Evernote」「Instagram」などのWebアプリが、Pythonで作られています。
また、コチラのグラフのように(↓)
アメリカの学会誌「IEEE Spectrum」が、2017年7月に発表した「プログラミング言語の人気ランキング」でも、300以上の言語の中から、総合1位となっており、今とても人気があります。
ただ、僕自身「Pythonって、人気らしいなぁ」「気になるけど・・・どんなものかサッパリ」という感じでした。コチラ(↓)でも少しご紹介したように、
もともとは「インフラエンジニア(基盤系エンジニア)」と呼ばれる職種で、今はWeb系(HTML/CSS/PHPなど)で仕事しているものの、プログラミング言語は、英語・中国語などと同様、言語が違えばルールも文法も、まったく違います。
そのため、他の言語に詳しくても、新しい言語はイチから勉強が必要。気になりつつも、そんな機会ないなぁ・・・と思っていた時、
なんと「Udemy」様のご厚意で、Python講座を受けられることに!
そこで今回、違う分野が本職だったエンジニアが、はじめて「Python」を勉強してみた上での、「Python」講座・「Udemy」の感想・評価をまとめました。
「【1日で習得】技術者のためのPythonデータ分析」コース
今回、僕が受けたコースが、コチラ(↓)です。
- 教材の時間: 約8時間
- カリキュラム:
- コースの概要説明
- 環境構築(Anaconda導入・Spyder / Jupyter notebookの使い方)
- 基礎編(変数・リスト・ループ・分岐・入出力・関数など)
- 拡張モジュール編(numpy・pandas・Matplotlib・scipy)
- まとめの演習
(↑)の内容を、講師の方が動画の中で説明してくれるので、それを聞きながら、同じようにコマンドを打ってみるだけです。
それでは早速、受講してみて良かったところを、ご紹介!
良かったところ
1.基礎から応用まで、一通り詰まった、嬉しいボリューム
とにかく「Python」が初めての方向けに、基本から応用そして演習と、実用的なところも含めて、必要なコトが詰まっています。IT系の講座って、サラッと理論や概念だけで終わっちゃうものも多い中、本当に自分でも使えるようになる内容でした。
たとえば、東京の気温や湿度から、こんなグラフ(↓)をサクッと作れるようになったり
ブラウザで動く言語なので、こんな(↓)動かせる図も作れちゃいます。
もちろん、上に出てきた「numpy(ナンパイ)」「pandas(パンダス)」「Matplotlib(マットプロットリブ)」「scipy(サイパイ)」といった、最初はサッパリだった用語についても、一通り「意味」と「使い方」がわかるようになります!
ボリュームがあるので、じっくりやるのも良し、時間がない時はサクサク読み進めても良し。とても満足のいく、濃い内容でした。
2.動画ツールが便利
これは「Udemy」ならではですが、動画再生ツールが、とても便利なんです。
このように(↓)
「再生スピード」を、0.5倍~2倍と、遅く・速く変えられたり、15秒ごとに巻き戻し・早送りもできます。コマンドを打つ時、タイピングに自信の無い方は、こちらを活用するとスムーズですよ。
また、各チャプターごとに「Q&Aを参照する」で、誰かが質問した内容も確認できます。
ほかにも、自分がどこまで勉強したか「進度」も、一目でわかります(↓)。
僕自身、8時間分を一気に受講できず、何日かにわけて進めていたので、開いた時に、受けたところがすぐわかるのは、とても便利でした。
コースを無事修了した後、トロフィーアイコンを押すと、こんな(↓)修了証明書がもらえます。
頑張った結果が、こうやって形に残ると、嬉しいですね!
3.サポートが手厚い
疑問に思った所を、「Q&A」として質問できるのですが、その返答が、とにかく早くて、丁寧でした!
特に、僕が「日曜の夜」にした質問が、「月曜、朝7時」には返ってきたのには、本当にビックリしました。とても丁寧に対応して下さる講師の方なので、わからないところがあっても、安心だと思います。
一方で、少し気になるところもありました。
気になったところ
1.声が遠い
僕が受けたこのコースは、少し声が小さく、こもっていました。イヤホンをつけて聞く分には問題ないと思います。(ディスプレイのスピーカーだと、少し厳しいかも)
2.ガチのIT初心者は、ちょっとキツイ
例えば、「コマンドプロンプト」「エディタ」「変数」「バックスラッシュ」・・・って何?となる方は、少しキツイかも。
というのも、これらIT業界では普通に使われる言葉が、結構当たり前にでてくるからです。もちろん、説明してくれるところもありますが、基本用語なので、都度止まって調べていると、少し大変です。
そのうえ、これらIT用語の他にも、「べき乗」「行列」といった数学用語、「ブラウン運動」「スペクトル」という物理用語も出てきます。
数学・物理用語もある中で、基本のIT用語もわからないと、さらに調べるボリュームが増えます。知らない言葉が出るたびに、都度止めて調べていると、結構キツイと思うので、基本のIT用語だけでも知っておくと、ラクかもしれません。
3.Windows環境が前提(※追記アリ)
このコースは、Windows環境で作業することが前提となって、作られているので、Mac環境しかないユーザーには、勝手が違うところがあるかも。
講師の方に質問したところ、Mac環境でも受講できるそうです。
ただし、いくつかインストール方法があったり、環境によっては不具合もあるみたいですので、気になる方は、こちらのコースを受講後、「コチラ」←の僕が質問した「Q&A」を参考にしてみてね。
総合評価としては・・・
基礎から応用まで、一通り学べて、演習もありのボリュームは、かなりコスパが良いと思います!
僕の場合は、動画の通りにコマンドを打ちながら、一通りやっただけで、後は自分で調べれば、何とかなるレベルになれました。
それに「Udemy」の講座は、すべて「学習期限」がありません。なので、一度受けたコースは、好きな時にいつでも・何度でも受けられ、「Q&A」もオープンです。
正直、IT関連の講座は10万オーバー、かつ受講できる期間も限られている、なんてのもゴロゴロある中で、本当に良い講座だと思います。
僕も折角なので、忘れた頃にもう一度受講し、しっかり復習したいです。
ちょっとだけ、エンジニア向けの観点も
僕が受けたコースは、会社で使う実務よりは研究目線でした。そのため、アプリ開発等のため勉強したい方は、このコースで基本を学んだうえで、別コースも受講してみた方が良いと思います。
また僕のように、別の分野が本職だったエンジニア(特に、OS・サーバ・ネットワーク機器等のコマンドや、データベースをかじっている)だと、理解しやすいところがある一方で、ちょっとお作法や言葉に違和感を覚えるところもあります(例えば、ブロードキャストという言葉が、Python用語では、違う意味であったり)
まとめ
毎日、仕事やブログの更新に追われていると、なかなか「学ぶ」機会や時間は取れないものです。
でも、こうして「自分の知らない新しいコト」を学ぶと、自分の成長や視野を広げることにつながります。そして、身につけたスキルは、必ず今後の自分を支えてくれる大きな力になります。
新しいサービス・情報が、あっという間に流れ、自分も成長していかないと、置いてけぼりになってしまう時代です。そのため、皆さんも「自分の知らないことを学び続けるコト」は、大切にしてくださいね。
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